4・梅に名をえし大森を

ご乗車ありがとうございます。

まもなく大森です。大森の次は川崎に停まります。

 

鐵道唱歌東海道篇 四

 

梅に名をえし大森を

すぐれば早も川崎の

大師河原はほどちかし

いそげや電氣の道すぐに

 

 

 うめになをえしおおもりを

すぐればはやもかわさきの

だいしがはらはほどちかし

いそげやでんきのみちすぐに

 

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(川崎駅)

 

鐵道唱歌が出版された明治33年当時、大森駅の近くには「八景園」という梅の名所がありました。大正11年から13年にかけて区画分譲され住宅地に変わったそうです。

 

川崎大師への参詣客輸送を目的とした大師電気鉄道、現在の京浜急行電鉄大師線の開業は明治32年鉄道唱歌出版の前年でした。

 

  

     うめになをえし
まどよりちかく  つるみかながわ

 
 

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