9 北は円覚建長寺

ご乗車ありがとうございます。ただいま鎌倉です。

 

鐵道唱歌 東海道 九

 

北は圓覺建長寺

南は大佛星月夜

片瀬腰越江の島も

たゞ半日の道ぞかし

 

 

きたはゑんがくけんちやうじ

みなみはだいぶつほしづきよ

かたせこしごええのしま

たゞはんにちのみちぞかし

 

 

円覚寺は弘安5年(1282年)、鎌倉幕府8代執権の北条時宗が開いた臨済宗円覚寺派の寺院です。

また建長寺は建長5年(1253年)、鎌倉幕府5代執権の北条時頼により開かれた臨済宗建長寺派の寺院です。

 

f:id:karibatakurou:20200712092338j:plain

鎌倉の大仏(ピクト缶より)

 

また、鎌倉の大仏は浄土宗の寺院・高徳院の本尊です。元は大仏殿に安置していましたが、地震津波で大仏殿が崩壊し露座となっています。

 

f:id:karibatakurou:20200712103940j:plain

江の島(フォトックより)

 

江の島は湘南を代表する観光地です。日本三大弁天の一つとされる江島神社や岩屋洞窟、稚児ヶ浦など数多くの景勝地があり、多くの観光客でにぎわっています。

ちなみに鉄道唱歌が出版された明治33年当時、江ノ島電鉄はまだありません。鎌倉から片瀬・腰越・江の島を通り藤沢まで結ぶ、江ノ島電鉄の全線開通は明治43年のことでした。

 

 

      きたはえんがく
こゝにひらきし  きしやよりづしを

 
 

      のりかえ
 
カリバ旅行記
駅弁の話
温泉の話
古事記の話
 

 
 

      名所案内
 円覚寺
建長時
高徳院

 湘南江の島‐藤沢市