本日も「鉄道唱歌の話」にご乗車いただきありがとうございます。
鞘より拔けておのづから
草なぎはらいし御劍の
御威は千代に燃ゆる火の
燒津の原はこゝなれや
さやよりぬけておのづから
くさなぎはらひしみつるぎの
みいつはちよにもゆるひの
やいづのはらはこゝなれや
≪焼津駅≫
はるか昔、ヤマトタケル(倭建命・日本武尊)は父・12代景行天皇の命を受けて東国平定の旅をしていました。この地に来たとき、国造(くにのみやつこ、古代の地方長官)に騙され、野原の真ん中で火をつけられ、猛火に囲まれました。
ヤマトタケルは現在は三種の神器の一つとなっている「草薙剣(くさなぎのつるぎ)」で自分の周囲の草を薙ぎ払い、火打石で迎え火を放って難を逃れました。
(異伝として草薙剣は自分で動いて草を薙ぎ払ったという話もあり、鉄道唱歌はこの話を採用しています)
≪ヤマトタケル(焼津神社境内)≫
このことからこの地を「焼津」というようになったと言います。
≪焼津神社≫
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