34 名たかき金の鯱は

本日も「鉄道唱歌の話」にご乗車いただきありがとうございます

 

鐵道唱歌 東海道 三四

 

名たかき金の鯱は

名古屋の城の光なり

地震のはなしまだ消えぬ

岐阜の鵜飼も見てゆかん

 

 

なたかききんのしやちほこは

なごやのしろのひかりなり

ぢしんのはなしまだきえぬ

ぎふのうかひもみてゆかん

 

 

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 ≪名古屋駅

 

尾張徳川家の居城である名古屋城。「尾張名古屋は城で持つ」とも言われ、大天守の金の鯱(しゃちほこ)は名古屋の象徴ともなっています。

その天守大東亜戦争の空襲で焼失、戦後に鉄筋コンクリートで再建されています。

 

 

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名古屋城≫(えいの旅より)

 

鐵道唱歌の歌詞にある「地震のはなし」とは、明治24年に発生した濃尾地震のことでしょう。

根尾谷断層帯の活動による直下型地震で、死者7273名、負傷者17175名を数える甚大な被害をもたらしました。

 

 

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≪岐阜駅≫

 

 長良川の鵜飼は1300年以上前から行われており、現在では岐阜の観光資源ともなっています。

  



 

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