本日も「鉄道唱歌の話」にご乗車いただきありがとうございます。
粟津の松にことゝえば
答へがほなる風の聲
朝日將軍義仲の
ほろびし深田は何かたぞ
あはづのまつにことゝへば
こたへがほなるかぜのこゑ
あさひしやうぐんよしなかの
ほろびしふかたはいづかたぞ
粟津の松原には昭和初期には500本の松が残っていましたが、現在は三本が残っているのみだそうです。
平家物語で「朝日将軍」と称される源義仲(木曽義仲)、倶利伽羅峠の戦いで平家軍を破って入京しました。しかし後白河法皇と不和になり、源範頼・源義経の軍に敗れ粟津まで敗走しました。そこで義仲は自害の地を求めていたところに、馬が深田に足を取られて動けなくなり、そこに矢を射られて討ち死にしたそうです。
≪米原駅の駅弁「湖北のおはなし」≫
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