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琵琶湖を引きて通したる
疎水の工事は南禪寺
岩切り拔きて舟をやる
智識の進歩も見られたり
びはこをひきてとほしたる
そすゐのこうじはなんぜんじ
いはきりぬきてふねをやる
ちしきのしんぽもみられたり
≪南禅寺水路閣≫（2000ピクセル以上のフリー写真素材集より）
琵琶湖疎水は琵琶湖の水を京都に流すために作られました。第一疎水は明治23年に完成しています（第二疎水は鉄道唱歌出版後の明治45年完成）
水道・水力発電・工業用水などに使われ、また水路を利用した水運も行われました。
お雇い外国人の手は借りずに日本人のみで完成させたものであり、近代化遺産として価値が高いものです。
この琵琶湖疎水が南禅寺の境内を通っています。建設当初は京都の景観を壊すと反対の声も上がった一方、南禅寺の三門には見物人が殺到したといいます。
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