26 少しくあとに立ちかえり 

本日もご乗車ありがとうございます

 

鐵道唱歌 山陽、九州 二六

 

少しくあとに立ちかへり

德山港を船出して

二十里ゆけば豐前なる

門司の港につきにけり

 

 

すこしくあとにたちかへり

とくやまかうをふなでして

にじふりゆけばぶぜんなる

もじのみなとにつきにけり

 

山陽鉄道が徳山まで開通した明治30年山陽鉄道は九州と連絡するために、徳山港から門司港に至る航路を開設しました。

この航路は暫定的なもので、明治34年に馬関(現在の下関)まで全線開通すると廃止され、馬関と門司の間に関門連絡船が新たに開設されました。以後は関門連絡船が九州との間を運行するようになりました。

 

昭和11年関門トンネルが開通し、九州との間に直通列車が走るようになりました。関門連絡船はその後も規模を縮小して運行されていましたが、昭和39年に廃止されました。

 

 

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徳山駅

 

 

      すこしくあとに
でふねいりぶね  むかいのきしは

 
 

      のりかえ
 
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