31 門司より起こる九州の

本日も「鉄道唱歌の話」にご乗車くださいましてありがとうございます。

 

門司より起こる九州の

鐵道線路をはる╱╲‶と

ゆけば大里の里すぎて

こゝぞ小倉と人はよぶ

 

もじよりおこるきうしうの

てつだうせんろをはる╱╲‶と

 ゆけばだいりのさとすぎて

こゝぞこくらとひとはよぶ

 

 

 

 

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門司港駅旧門司駅)≫

 

現在のJR九州の主要幹線を建設したのは私鉄の九州鉄道です。明治22年に博多~久留米(千歳川仮停車場)間を最初に開業し、明治24年には門司(現・門司港)まで開通しました。門司へは山陽鉄道の連絡船が発着するようになり、九州の玄関口となりました。

九州鉄道は明治40年に国有化されました。同時期に山陽鉄道も国有化され、連絡船も国鉄関門連絡船となりました。

 

昭和17年関門トンネルが開通。九州への玄関口はそれまでの大里駅に移りました。トンネル開通を機に大里駅は門司駅に、門司駅門司港駅に改称され現在に至ります。

 

 

 

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門司港駅構内の0哩(マイル)記念碑≫

 

 
 

      もじよりおこる
せかいにそのな  これよりきしゃを

 
 

      のりかえ
 
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