本日も「鉄道唱歌の話」にご乗車ありがとうございます。
天に泣けども天言はず
地に叫べども地もきかず
淚を呑みて邊土なる
こゝに月日をおくりけり
てんになけどもてんいはず
ちにさけべどもちもきかず
なみだをのみてへんどなる
こゝにつきひをおくりけり
太宰府天満宮のご祭神、菅原道真は西暦901年、大宰員外帥(だざいいんがいのそち)として大宰府に左遷されました。
しかしこれは形ばかりの役職で何の権力もありませんでした。俸給も与えられず、衣食もままならぬ生活を送り、2年後の903年に没しました。
菅原道真が暮らした屋敷は大宰府政庁の南方にありました。現在の太宰府天満宮飛地境内の榎社です。
≪榎社≫
大宰府で菅原道真の世話をしていたのは浄妙尼という老婆でした。浄妙尼は餅を作って道真に差し上げていました。道真はこの餅をとても気に入りました。
道真の没後、浄妙尼は餅を梅の枝に刺して道真の墓前に備えました。
これが太宰府天満宮の門前で売られている梅ヶ枝餅の起源だそうです。
≪菅原道真と浄妙尼≫
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