本日も「鉄道唱歌の話」にごご乗車くださいましてありがとうございます。
春はさくらの飛鳥山
秋は紅葉の瀧の川
運動會の旗たてゝ
かける生徒のいさましさ
はるはさくらのあすかやま
あきはもみぢのたきのがは
うんどうくわいのはたたてゝ
かけるせいとのいさましさ
飛鳥山は王子駅の南側に広がる高台で、飛鳥山公園として整備されています。徳川幕府8代将軍吉宗が造成して以来、桜の名所として知られています。
≪飛鳥山公園≫(2000ピクセル以上の写真素材集より)
王子を流れる石神井川、別名滝野川。このあたりで蛇行し、渓谷もあり、流れも急なことから滝のような川、滝野川と呼ばれるようになりました。夏は避暑、秋は紅葉の名所としてにぎわいました。
昭和33年の狩野川台風の後、流路の直線化が行われ、残された蛇行部は音無もみじ緑地となっています。
鉄道唱歌の出版は明治33年ですが、この当時から運動会は行われていたんですね。
日本最初の運動会は明治7年、東京・築地にあった海軍兵学寮で開催された「競闘遊戯会」だとされています。(海軍兵学寮は後に海軍兵学校と改称、明治21年に広島県の江田島に移転)
はるはさくらの | |
←みよやおうじの | まもなくきたる→ |
のりかえ カリバ旅行記 駅弁の話 温泉の話 古事記の話 |
名所案内 東京都北区 飛鳥山公園 東京都北区 音無もみじ緑地 |