本日も「鉄道唱歌の話」にご乗車くださいましてありがとうございます。
長野に見ゆる大寺は
是ぞしなのゝ善光寺
むかし本田の善光が
ひろひし佛なりとかや
ながのにみゆるおほてらは
これぞしなのゝぜんくわうじ
むかしほんだのよしみつが
ひろひしほとけなりとかや
≪長野駅≫
善光寺は無宗派の仏教寺院です。日本の仏教が諸宗派に分かれる前からの寺院であり、宗派の別なく宿願が可能な霊場と位置付けられています。
御本尊の「一光三尊阿弥陀如来像」は欽明天皇13年(西暦552年)に日本に伝えられましたが廃仏派の物部氏により捨てられました。
それを信濃国の役人であった本田善光が大和に出張していた際、難波を通りがかったときに見つけて拾って持ち帰りました。これを自宅に安置したのが善光寺の始まりです。
現在の地に本尊が遷座されたのは皇極天皇元年(西暦642年)のことだそうです。
≪善光寺≫(画像はRailstation.netより)
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