本日も「鉄道唱歌の話」にご乗車いただきありがとうございます。
藥に名ある富山市は
神通川の東岸
はるかに望む立山は
直立九千九百尺
くすりになあるとやましは
じんつうがはのひがしきし
はるかにのぞむたてやまは
ちよくりつくせんくひやくしやく
富山は「越中富山の薬売り」として知られています。
江戸時代初期、第2代富山藩主の前田正甫は自ら薬の知識に通じていただけではなく、配置薬のビジネスモデルを開発し、富山を薬の町として発展させました。
≪神通川・富山大橋より上流側を望む≫
神通川は岐阜県高山市の川上岳(かおれだけ)を水源とし、富山平野を流れて富山湾にそそぐ一級河川です。現在は富山平野の両岸とも富山市ですが、鉄道唱歌の時代(明治33年に初版が出版)は東岸だけが富山市だったようですね。
昭和後期には公害病で知られることになりますが、現在はもちろんきれいな清流となっております。
立山連峰は標高3015mの立山を最高峰とする、飛騨山脈(北アルプス)の北部を構成する山脈群です。古来から立山信仰の対象となっておりました。
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