51 薬に名ある富山市は

本日も「鉄道唱歌の話」にご乗車いただきありがとうございます。

 

鐵道唱歌 北陸地方 五一

 

藥に名ある富山市

神通川の東岸

はるかに望む立山

直立九千九百尺

 

くすりになあるとやましは

じんつうがはのひがしきし

はるかにのぞむたてやまは

ちよくりつくせんくひやくしやく

 

富山は「越中富山の薬売り」として知られています。

江戸時代初期、第2代富山藩主の前田正甫は自ら薬の知識に通じていただけではなく、配置薬のビジネスモデルを開発し、富山を薬の町として発展させました。

 

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神通川・富山大橋より上流側を望む≫

 

神通川岐阜県高山市の川上岳(かおれだけ)を水源とし、富山平野を流れて富山湾にそそぐ一級河川です。現在は富山平野の両岸とも富山市ですが、鉄道唱歌の時代(明治33年に初版が出版)は東岸だけが富山市だったようですね。

昭和後期には公害病で知られることになりますが、現在はもちろんきれいな清流となっております。

 

 

≪富山港展望台から望む富山市街と立山連峰

 

立山連峰は標高3015mの立山を最高峰とする、飛騨山脈北アルプス)の北部を構成する山脈群です。古来から立山信仰の対象となっておりました。

 

 

      くすりになある
とやまはえっちゅう しょうぎょうはんかの

 
 

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