9 吹上すぎてながめやる

本日も「鉄道唱歌の話」にご乗車ありがとうございます。

 

鐵道唱歌 北陸地方 九

 

吹上すぎてながめやる

熊谷土手の花ざかり

次郎直實生まれたる

村の名今につたへたり

 

ふきあげすぎてながめやる

くまがやどてのはなざかり

じらうなほざねうまれたる

むらのないまにつたへたり

 

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吹上駅

 

熊谷市の荒川にかかる荒川大橋より下流約2kmの区間の左岸堤防は「熊谷桜堤」としてしられています。

江戸時代より桜の名所として知られてきました。現在の桜は昭和27年の河川改修に伴い新たに築かれた堤防に植えられたもので、それ以前の旧熊谷堤の一部は万平公園として残されています。

 

 

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熊谷桜堤≫(画像は写真ACより)

 

熊谷出身の熊谷次郎直実は源平時代の武将です。

源氏軍として一の谷の戦いに参戦。しかし自分の息子の同年代の平敦盛を討った後、出家したといいます。

 

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