序章

本日も「鉄道唱歌の話」にご乗車いただきありがとうございます

 

まずは鉄道唱歌についてご案内いたします。 

明治33年に「地理教育鐵道唱歌 第一集」が出版されました。いわゆる「鉄道唱歌 東海道篇」です。

その後、第二集(山陽・九州篇)、第三集(奥州・磐城編)、第四集(北陸篇)、第五集(関西・参宮・南海篇)と、続編が出版されていきました。

 

全5集で334番まであり、通して歌うと70分以上を要するそうです。

 

 作詞者は大和田建樹ですが、作曲者は複数おります。しかし多梅雅の曲が有名になり、今ではほとんど多梅雅の曲で歌われております。

 

それでは鉄道唱歌の旅、間もなく発車いたします。つぎは新橋に停まります。

 

        じょしょう
   きてきいっせい

 

画像について

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☆上記のリンクがない写真は私が自分で撮影したものです

 

tetudousyouka.hatenablog.com

 

58 間もなく来る土浦の

本日も「鉄道唱歌の話」にご乗車くださいましてありがとうございます

 

鐵道唱歌 奥州線-磐城線 五八

 

間もなく來る土浦の

岸を浸せる水海は

霞が浦の名も廣く

汽船の笛の音たえず

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57 つれだつ旅の友部より

本日も「鉄道唱歌の話」にご乗車くださいましてありがとうございます

 

鐵道唱歌 奥州線-磐城線 五七

 

つれだつ旅の友部より

わかるゝ道は小山線

石岡よりは歌によむ

志筑の田井も程ちかし

 

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56 文武の道を弘めたる

本日も「鉄道唱歌の話」にご乗車くださいましてありがとうございます。ただいま水戸です

 

鐵道唱歌 奥州線-磐城線 五六

 

文武の道を弘めたる

弘道館の跡とへば

のこる千本の梅が香は

雪の下よりにほふなり

 

ぶんぶのみちをひろめたる

こうだうくわんのあととへば

のこるちもとのうめがかは

ゆきのしたよりにほふなり

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55 三家の中に勤王の

本日も「鉄道唱歌の話」にご乗車くださいましてありがとうございます。ただいま水戸です

 

鐵道唱歌 奥州線-磐城線 五五

 

三家の中に勤王の

その名知られし水戶の藩

わするな義公が撰びたる

大日本史のその功

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54 助川さして潮あびに

本日も「鉄道唱歌の話」にご乗車くださいましてありがとうございます

次は水戸に停まります。水戸では56番まで停車いたします。

 

鐵道唱歌 奥州線-磐城線 五四 

 

助川さして潮あびに

ゆけや下孫孫も子も

驛夫の聲におどろけば

いつしか水戶は來りたり

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