56 文武の道を弘めたる

本日も「鉄道唱歌の話」にご乗車くださいましてありがとうございます。ただいま水戸です

 

鐵道唱歌 奥州線-磐城線 五六

 

文武の道を弘めたる

弘道館の跡とへば

のこる千本の梅が香は

雪の下よりにほふなり

 

ぶんぶのみちをひろめたる

こうだうくわんのあととへば

のこるちもとのうめがかは

ゆきのしたよりにほふなり

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54 助川さして潮あびに

本日も「鉄道唱歌の話」にご乗車くださいましてありがとうございます

次は水戸に停まります。水戸では56番まで停車いたします。

 

鐵道唱歌 奥州線-磐城線 五四 

 

助川さして潮あびに

ゆけや下孫孫も子も

驛夫の聲におどろけば

いつしか水戶は來りたり

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53 あいて別れて別れては

本日も「鉄道唱歌の話」にご乗車いただきありがとうございます

 

鐵道唱歌 奥州線-磐城線 五三

 

あひて別れて別れては

またあふ海と磯の松

磯原すぎて高萩に

假るや旅寢の高枕

 

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52 関本おりて平潟の

本日も「鉄道唱歌の話」にご乗車いただきありがとうございます

 

 

鐵道唱歌 奥州線-磐城線 五二

 

關本おりて平潟の

港にやどる人もあり

岩の中道ふみわけて

磯うつ波も聞きがてら

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51 道もせに散る花よりも

本日も「鉄道唱歌の話」にご乗車いただきありがとうございます

 

鐵道唱歌 奥州線-磐城線 五一

 

道もせに散る花よりも

世に芳ばしき名を留めし

八幡太郎が歌のあと

勿來の關も見てゆかん

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