2020-07-01から1ヶ月間の記事一覧

16 三島は近年ひらけたる

本日も「鉄道唱歌の話」にご乗車いただきありがとうございます。 鐵道唱歌 東海道 十六 三島は近年ひらけたる 豆相線路のわかれみち 驛には此地の名を得たる 官幣大社の宮居あり

15 ここぞ御殿場夏ならば

ご乗車ありがとうございます。 鐵道唱歌 東海道 十五 こゝぞ御殿場夏ならば われも登山をこゝろみん 高さは一萬數千尺 十三州もたゞ一目

14 はるかにみえし富士の嶺は

ご乗車ありがとうございます。次は御殿場です。 鉄道唱歌 東海道 十四 はるかにみえし富士の嶺は はや我そばに來りたり 雪の冠雲の帶 いつもけだかき姿にて

13 いでてはくぐるトンネルの

ご乗車ありがとうございます。 つぎは山北です。山北の次は駿河小山に停まります。 鐵道唱歌 東海道 一三 いでゝはくゞるトン子ルの 前後は山北小山驛 今もわすれぬ鐵橋の 下ゆく水のおもしろさ

12 国府津おるれば馬車ありて

毎度ご乗車ありがとうございます。次は国府津です。 鐵道唱歌 東海道 十二 國府津おるれば馬車ありて 酒匂小田原とほからず 箱根八里の山道も あれ見よ雲の間より

11 支線をあとに

ご乗車ありがとうございます。 支線をあとに立ちかへり わたる相模の馬入川 海水浴に名を得たる 大磯みえて波すゞし

10 汽車より逗子を

ご乗車ありがとうございます。次は逗子です。逗子の次は横須賀に停まります。 鐵道唱歌 東海道 一〇 滊車より逗子をながめつゝ はや横須賀に着きにけり 見よやドツクに集まりし わが軍艦の壯大を

9 北は円覚建長寺

ご乗車ありがとうございます。ただいま鎌倉です。 鐵道唱歌 東海道 九 北は圓覺建長寺 南は大佛星月夜 片瀬腰越江の島も たゞ半日の道ぞかし

8 こゝに開きし頼朝が

ご乗車ありがとうございます。ただいま鎌倉です。 鐵道唱歌 東海道 八 こゝに開きし頼朝が 幕府のあとは何かたぞ 松風さむく日は暮れて こたへぬ石碑は苔あをし

7 八幡宮の石段に

ご乗車ありがとうございます。間もなく鎌倉に到着いたします。 鐵道唱歌 東海道 七 八幡宮の石段に 立てる一木の大鴨脚樹 別當公曉のかくれしと 歴史にあるは此蔭よ

6 横須賀ゆきは乗替と

ご乗車ありがとうございます。間もなく大船です。 鎌倉、横須賀方面へお越しの方はお乗り換えです。 鐵道唱歌 東海道篇 六 横須賀ゆきは乗替と 呼ばれておるゝ大船の つぎは鎌倉鶴が丘 源氏の古跡や尋ね見ん

5・鶴見神奈川あとにして

毎度ご乗車ありがとうございます。間もなく横浜に到着いたします。 鐵道唱歌東海道篇 五 鶴見神奈川あとにして ゆけば横濱ステーシヨン 湊を見れば百船の 煙は空をこがすまで

4・梅に名をえし大森を

ご乗車ありがとうございます。 まもなく大森です。大森の次は川崎に停まります。 鐵道唱歌東海道篇 四 梅に名をえし大森を すぐれば早も川崎の 大師河原はほどちかし いそげや電氣の道すぐに

3・窓より近く品川の

毎度ご乗車ありがとうございます。次は品川に停車いたします。 鐵道唱歌東海道篇 三 窓より近く品川の 臺場もみえて波白く 海のあなたにうすがすむ 山は上総か房州か

2・右は高輪泉岳寺

ご乗車ありがとうございます。 ただいま列車は定刻に新橋を発車いたしました。 鉄道唱歌 東海道篇 二 右は高輪泉岳寺 四十七士の墓どころ 雪は消えても消えのこる 名は千載の後までも