3・窓より近く品川の

 

毎度ご乗車ありがとうございます。次は品川に停車いたします。

 

鐵道唱歌東海道篇 三

 

窓より近く品川の

臺場もみえて波白く

海のあなたにうすがすむ

山は上総か房州か

 

 

まどよりちかくしながはの

だいばもみえてなみしろく

うみのあなたにうすがすむ

やまはかづさかぼうしうか

 

 かつてはお台場や房総半島まで車窓から見えていたんですね。埋め立てが進んだ今、海など全く見えません。

 

f:id:karibatakurou:20200616210807j:plain

東海道本線の海側車窓)

 

鉄道草創期、新橋~品川間においては土地を所有する薩摩藩の反対で用地買収が難航しました。いかに強権的な明治政府と言えど薩摩藩相手に強制収用もできず、苦肉の策として海中に築堤を築いて線路を敷設したそうです。

 

 


 

      まどよりちかく
みぎはたかなわ  うめになをえし

 
 

      のりかえ
 
カリバ旅行記 本日更新
駅弁の話
温泉の話
小説古事記