2024-01-01から1年間の記事一覧

12 上野は伊賀の都会の地

本日も「鉄道唱歌の話」にご乗車くださいましてありがとうございます 鐵道唱歌 關西 參宮 南海各線 一二 上野は伊賀の都會の地 春はこゝより滊車おりて 影もおぼろの月が瀬に 梅みる人の數おほし

11 水をはなれて六丈の

本日も「鉄道唱歌の話」にご乗車くださいましてありがとうございます 鐵道唱歌 關西 參宮 南海各線 一一 水をはなれて六丈の 高さをわたる鐵の橋 すぐればこゝぞ大河原 河原の岩のけしきよさ

10 川のあなたにながめゆく

本日も「鉄道唱歌の話」にご乗車くださいましてありがとうございます 鐵道唱歌 關西 參宮 南海各線 一〇 川のあなたにながめゆく 笠木の山は元弘の 宮居の跡と聞くからに ふるは涙か村雨か

9 共仁の都の跡と聞く

本日も「鉄道唱歌の話」にご乗車くださいましてありがとうございます 鐵道唱歌 關西 參宮 南海各線 九 共仁の都の跡と聞く 加茂を出づれば左には 木津川しろく流れたり 晒せる布の如くにて

8 京都の道に名を得たる

本日も「鉄道唱歌の話」にご乗車くださいましてありがとうございます 鐵道唱歌 關西 參宮 南海各線 八 京都の道に名を得たる 驛は玉水宇治木幡 佐々木四郎の先陣に 知られし川も渡るなり

7 柞の杜と歌によむ

本日も「鉄道唱歌の話」にご乗車くださいましてありがとうございます 鐵道唱歌 關西 參宮 南海各線 七 柞の森と歌によむ 祝園すぎて新木津の 左は京都右は奈良 奈良は歸りに殘さまし

6 飯盛山をあとにして

本日も「鉄道唱歌の話」にご乗車くださいましてありがとうございます 鐵道唱歌 關西 參宮 南海各線 六 飯盛山をあとにして 星田すぐれば津田の里 倉治の桃の色ふかく 源氏の瀧の音たかし いひもりやまをあとにして ほしだすぐればつだのさと くらぢのももの…

5 心の花も桜井の

本日も「鉄道唱歌の話」にご乗車くださいましてありがとうございます 鐵道唱歌 關西 參宮 南海各線 五 心の花も櫻井の 父の遺訓を身にしめて 引きは返さぬ武士の 戰死のあとは此土地よ

4 四条畷に仰ぎ見る

本日も「鉄道唱歌の話」にご乗車くださいましてありがとうございます 鐵道唱歌 關西 參宮 南海各線 四 四條畷に仰ぎみる 小楠公の宮どころ ながれも淸き菊水の 旗風いまも香らせて

3 咲くや菜種の放出も

本日も「鉄道唱歌の話」にご乗車くださいましてありがとうございます 鐵道唱歌 關西 參宮 南海各線 三 咲くや菜種の放出も 過ぎて徳庵住の道 窓より近き生駒山 手に取る如く聳えたり

2  造幣局の朝ざくら

本日も「鉄道唱歌の話」にご乗車くださいましてありがとうございます 鐵道唱歌 關西 參宮 南海各線 二 造幣局の朝ざくら 櫻の宮の夕すゞみ なごりを跡に見かへれば 城の天守も霞みゆく

1 汽車をたよりに思い立つ

「鉄道唱歌の話」にご乗車の皆様、大変お待たせいたしました。 鉄道唱歌第5集「関西・参宮・南海篇」、間もなく発車いたします。 鐵道唱歌 關西 參宮 南海各線 一 滊車をたよりに思ひ立つ 伊勢や大和の國めぐり 網島いでゝ關西の 線路を旅の始にて

64 いわえ人々鉄道の

「鉄道唱歌の話」にご乗車くださいましてありがとうございました。終点、上野です。長らくのご乗車お疲れさまでした。 なお、「鉄道唱歌第5集 関西・伊勢・南海編」は夏以降の発車となる見込みです。お乗り換えの方は今しばらくお待ちください。 またのご利…

63 むかしは鬼のすみかとて

本日も「鉄道唱歌の話」にご乗車くださいまして、ありがとうございます。 間もなく終点の上野です。どなた様もお忘れ物の無いようご準備ください。 鐵道唱歌 奥州線-磐城線 六三 むかしは鬼のすみかとて 人のおそれし陸奥の はてまでゆきて時の間に かへる…

62 車輪のめぐり速に

本日も「鉄道唱歌の話」にご乗車くださいましてありがとうございます 鐵道唱歌 奥州線-磐城線 六二 車輪のめぐり速に 千住大橋右に見て 環の端の限なく ふたゝびもどる田端駅

61 松戸を降りて国府の台

本日も「鉄道唱歌の話」にご乗車くださいましてありがとうございます 鐵道唱歌 奥州線-磐城線 六一 松戶をおりて國府の臺 ゆけば一里に足らぬ道 眞間の手兒名が跡といふ 寺も入江ものこるなり

60 峰にのぼれば地図一つ

本日も「鉄道唱歌の話」にご乗車くださいましてありがとうございます 鐵道唱歌 奥州線-磐城線 六〇 峰にのぼれば地圖一つ ひろげし如く見えわたる 常陸の國のこゝかしこ 利根のながれの末までも

59 雲居の空に耳二つ

本日も「鉄道唱歌の話」にご乗車くださいましてありがとうございます 鐵道唱歌 奥州線-磐城線 五九 雲井の空に耳二つ 立てたる駒の如くにて みゆる高嶺は男體と 女體そびゆる筑波山

58 間もなく来る土浦の

本日も「鉄道唱歌の話」にご乗車くださいましてありがとうございます 鐵道唱歌 奥州線-磐城線 五八 間もなく來る土浦の 岸を浸せる水海は 霞が浦の名も廣く 汽船の笛の音たえず

57 つれだつ旅の友部より

本日も「鉄道唱歌の話」にご乗車くださいましてありがとうございます 鐵道唱歌 奥州線-磐城線 五七 つれだつ旅の友部より わかるゝ道は小山線 石岡よりは歌によむ 志筑の田井も程ちかし

56 文武の道を弘めたる

本日も「鉄道唱歌の話」にご乗車くださいましてありがとうございます。ただいま水戸です 鐵道唱歌 奥州線-磐城線 五六 文武の道を弘めたる 弘道館の跡とへば のこる千本の梅が香は 雪の下よりにほふなり ぶんぶのみちをひろめたる こうだうくわんのあととへ…

55 三家の中に勤王の

本日も「鉄道唱歌の話」にご乗車くださいましてありがとうございます。ただいま水戸です 鐵道唱歌 奥州線-磐城線 五五 三家の中に勤王の その名知られし水戶の藩 わするな義公が撰びたる 大日本史のその功

54 助川さして潮あびに

本日も「鉄道唱歌の話」にご乗車くださいましてありがとうございます 次は水戸に停まります。水戸では56番まで停車いたします。 鐵道唱歌 奥州線-磐城線 五四 助川さして潮あびに ゆけや下孫孫も子も 驛夫の聲におどろけば いつしか水戶は來りたり

53 あいて別れて別れては

本日も「鉄道唱歌の話」にご乗車いただきありがとうございます 鐵道唱歌 奥州線-磐城線 五三 あひて別れて別れては またあふ海と磯の松 磯原すぎて高萩に 假るや旅寢の高枕

52 関本おりて平潟の

本日も「鉄道唱歌の話」にご乗車いただきありがとうございます 鐵道唱歌 奥州線-磐城線 五二 關本おりて平潟の 港にやどる人もあり 岩の中道ふみわけて 磯うつ波も聞きがてら

51 道もせに散る花よりも

本日も「鉄道唱歌の話」にご乗車いただきありがとうございます 鐵道唱歌 奥州線-磐城線 五一 道もせに散る花よりも 世に芳ばしき名を留めし 八幡太郎が歌のあと 勿來の關も見てゆかん

50 綴湯本をあとにして

本日も「鉄道唱歌の話」にご乗車くださいましてありがとうございます 鐵道唱歌 奥州線-磐城線 五〇 綴湯本をあとにして ゆくや泉の驛の傍 しるべの札の文字みれば 小名濱までは道一理