8 京都の道に名を得たる

本日も「鉄道唱歌の話」にご乗車くださいましてありがとうございます

 

 

鐵道唱歌 關西 參宮 南海各線 八

 

京都の道に名を得たる

驛は玉水宇治木

佐々木四郎の先陣に

知られし川も渡るなり

 

きやうとのみちになをえたる

えきはたまみづうぢこはた

さゝきしらうのせんぢんに

しられしかはもわたるなり

 

木津から北へ京都まで奈良線が伸びています。明治29年に私鉄の奈良鉄道により開業し、明治38年関西鉄道に路線が譲渡され、明治40年に国有化されました。

 

佐々木四郎高綱は源平合戦のころの源氏方の武将です。

1184年、源義仲軍と源頼朝軍が源氏同士で戦った「宇治川の戦い」。頼朝軍の佐々木高綱梶原景季は、ともに先陣を争いました。高綱は最初遅れをとるが、景季に「馬の腹帯が緩んでいるぞ」と告げ、景季が締めなおしている間に先陣を切ったということです。

 

宇治川を渡る奈良線221系電車≫(写真ACより)



 

    きょうとのみちに
ははそのもりと   くにのみやこの

 
 

      のりかえ
 
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