本日も「鉄道唱歌の話」にご乗車くださいましてありがとうございます
京都の道に名を得たる
驛は玉水宇治木幡
佐々木四郎の先陣に
知られし川も渡るなり
きやうとのみちになをえたる
えきはたまみづうぢこはた
さゝきしらうのせんぢんに
しられしかはもわたるなり
木津から北へ京都まで奈良線が伸びています。明治29年に私鉄の奈良鉄道により開業し、明治38年に関西鉄道に路線が譲渡され、明治40年に国有化されました。
佐々木四郎高綱は源平合戦のころの源氏方の武将です。
1184年、源義仲軍と源頼朝軍が源氏同士で戦った「宇治川の戦い」。頼朝軍の佐々木高綱と梶原景季は、ともに先陣を争いました。高綱は最初遅れをとるが、景季に「馬の腹帯が緩んでいるぞ」と告げ、景季が締めなおしている間に先陣を切ったということです。

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