第二集 山陽・九州篇
長らくのご乗車、お疲れさまでした。「鉄道唱歌第二集 山陽・九州編」終点です。 「鉄道唱歌の話」にご乗車くださいましてありがとうございました。 なお、この先「第3集 奥州・磐城編」は、武漢ウィルスの影響により取材ができていないため、発車を見合わ…
本日も鉄道唱歌の話にご乗車いただきありがとうございます。 鐵道唱歌 山陽、九州 六七 前は海原はてもなく 外つ國までもつゞくらん あとは鐵道一すぢに またゝくひまよ靑森も
本日も「鉄道唱歌の話」にご乗車くださいましてありがとうございます。 わが開港を導きし 阿蘭陀船のつどひたる みなとはこゝぞ長崎ぞ 長くわするな國民よ
本日も鉄道唱歌の話にご乗車くださいましてありがとうございます。終点、長崎です。 鐵道唱歌 山陽、九州 六五 汽車よりおりて旅人の まづ見にゆくは諏訪の山 寺町おりて居留地に 入れば昔ぞ忍ばるゝ
本日も「鉄道唱歌の話」にご乗車くださいましてありがとうございます。間もなく終点、長崎です。どなた様もお忘れ物の無いようにご注意ください。 鐵道唱歌 山陽、九州 六四 千代に八千代の末かけて 榮行く御代は長崎の 港にぎはふ百千船 夜は舷燈のうつくし…
本日も「鉄道唱歌の話」にご乗車くださいましてありがとうございます。 鐵道唱歌 山陽、九州 六三 故郷のたより喜々津とて おちつく人の大草や 春日長與のたのしみも 道尾にこそつきにけれ
本日も「鉄道唱歌の話」にご乗車いただきありがとうございます。 鐵道唱歌 山陽、九州 六二 右にながむる鯛の浦 鯛つる舟もうかびたり 名も諫早の里ならぬ 旅の心やいさむらん
本日も「鉄道唱歌の話」にご乗車くださいましてありがとうございます。 鐵道唱歌 山陽、九州 六一 南の風をハエと讀む 南風崎すぎて川棚の 次は彼杵か松原の 松ふく風ものどかにて
本日も「鉄道唱歌の話」にご乗車くださいましてありがとうございます。 鐵道唱歌 山陽、九州 六〇 鎭西一の軍港と その名知られて大村の 灣をしめたる佐世保には わが鎭守府を置かれたり
本日も「鉄道唱歌の話」にご乗車くださいましてありがとうございます。 鐵道唱歌 山陽、九州 五九 つかれてあびる武雄の湯 みやげにするは有田燒 めぐる車輪の早岐より 右にわかるゝ佐世保道
本日も「鉄道唱歌の話」にご乗車くださいましてありがとうございます。 鐵道唱歌 山陽、九州 五八 ふたゝびかへる鳥栖の驛 線路を西に乘りかへて ゆけば間もなく佐賀の町 城にはのこる玉のあと
本日も「鉄道唱歌の話」にご乗車くださいましてありがとうございます。 鐵道唱歌 山陽、九州 五七 南は球磨の川の水 矢よりも早くながれたり 西は天草洋の海 雲かとみゆる山もなし
本日も「鉄道唱歌の話」にご乗車くださいましてありがとうございます。 鐵道唱歌 山陽、九州 五六 線路分るゝ三角港 出で入る船は絕えまなし 松橋すぎて八代と 聞くも心のたのしさよ
本日も「鉄道唱歌の話」にご乗車いただきありがとうございます。 鐵道唱歌 山陽、九州 五五 わたる白川綠川 川尻ゆけば宇土の里 國の名に負ふ不知火の 見ゆるはこゝの海と聞く
本日も鉄道唱歌の話にご乗車いただきありがとうございます。ただいま熊本です。 鐵道唱歌 山陽、九州編 五四 ほまれの花もさきにほふ 花岡山の招魂社 雲か霞か夕空に みゆるは阿蘇の遠煙
本日も「鉄道唱歌の話」にご乗車くださいましてありがとうございます。ただいま熊本です。 鐵道唱歌 山陽、九州 五三 町の名所は水前寺 公園きよく池ひろし 宮は紅葉の錦山 寺は法華の本妙寺
本日も「鉄道唱歌の話」にご乗車くださいましてありがとうございます。 鐵道唱歌 山陽、九州 五二 熊本城は西南の 役に名を得し無類の地 細川氏のかたみとて 今はおかるゝ六師團
本日も「鉄道唱歌の話」にご乗車くださいましてありがとうございます。 間もなく熊本です。熊本では54番まで停車いたします。 鐵道唱歌 山陽、九州 五一 眠る間もなく熊本の 町に着きたり我汽車は 九州一の大都會 人口五萬四千あり
本日も「鉄道唱歌の話」にご乗車いただきありがとうございます。 かの西南の戰爭に そのなひびきし田原坂 見にゆく人は木葉より おりて道きけ里人に
本日も「鉄道唱歌の話」にご乗車いただきありがとうございます。 鐵道唱歌 山陽、九州 四九 宰府わかれて鳥栖の驛 長崎ゆきのわかれ道 久留米は有馬の舊城下 水天宮もほどちかし
本日も「鉄道唱歌の話」にご乗車ありがとうございます。 鐵道唱歌 山陽、九州 四八 鐘の音きくと菅公の 詩に作られて觀音寺 佛も知るや千代までも つきぬ恨の世がたりは
本日も「鉄道唱歌の話」にご乗車くださいましてありがとうございます。 鐵道唱歌 山陽、九州 四七 一時榮えし都府樓の あとをたづねて分け入れば 草葉をわたる春風に なびく菫の三つ五つ
本日も「鉄道唱歌の話」にご乗車くださいましてありがとうございます。 鐵道唱歌 山陽、九州 四六 あはれ當時の御心を おもひまつればいかならん 御前の池に鯉を呼ぶ をとめよ子等よ旅人よ
本日も「鉄道唱歌の話」にご乗車いただきありがとうございます。 鐵道唱歌 山陽、九州 四五 身は沈めども忘れぬは 海より深き君の恩 かたみの御衣を朝每に さゝげてしぼる袂かな
本日も「鉄道唱歌の話」にご乗車ありがとうございます。 天に泣けども天言はず 地に叫べども地もきかず 淚を呑みて邊土なる こゝに月日をおくりけり
いつもご乗車ありがとうございます。 鐵道唱歌 山陽、九州 四三 醍醐の御代の其はじめ 惜しくも人にそねまれて 身になき罪をおはせられ つひに左遷と定まりぬ
本日も「鉄道唱歌の話」にご乗車ありがとうございます。 鐵道唱歌 山陽、九州 四二 千年のむかし太宰府を おかれしあとは此處 宮に祭れる菅公の 事蹟かたらんいざ來れ
本日も「鉄道唱歌の話」にご乗車くださいましてありがとうございます。 まもなく二日市です。二日市では48番まで停車いたします。 鐵道唱歌 山陽、九州 四一 まだ一日とおもひたる 旅路は早も二日市 下りて見てこん名にきゝし 宰府の宮の飛梅を
本日も「鉄道唱歌の話」にご乗車くださいましてありがとうございます。間もなく博多です。 鐵道唱歌 山陽、九州 四〇 織物產地と知られたる 博多は黑田の城のあと 川をへだてゝ福岡の 町もまぢかくつゞきたり
本日も「鉄道唱歌の話」にご乗車いただきありがとうございます。 鐵道唱歌 山陽、九州 三九 天の橋立三保の浦 この箱崎を取りそへて 三松原とよばれたる その名も千代の春のいろ