本日も「鉄道唱歌の話」にご乗車くださいましてありがとうございます。
熊本城は西南の
役に名を得し無類の地
細川氏のかたみとて
今はおかるゝ六師團
くまもとじやうはせいなんの
えきになをえしむるゐのち
ほそかはうぢのかたみとて
いまはおかるゝろくしだん
熊本城は加藤清正が築城し1606年(慶長5年)に完成しました。1632年(寛永9年)に加藤氏は改易され、細川忠利が肥後54万石の領主となり、以後熊本城は細川氏の居城となりました。
明治維新後は陸軍が接収しました。
西南戦争においては官軍の拠点となり、4000人の籠城で西郷軍14000人の攻撃に耐え撃退しました。西郷隆盛は「おいどんは官軍に負けたとじゃなか。清正公に負けたとです」と嘆いたそうです。
≪修復工事中の熊本城(令和2年6月撮影)≫
明治10年2月19日、西郷軍の総攻撃の二日前、原因不明の出火により天守閣は焼失しました。昭和35年、鉄筋コンクリートで天守閣が再建されました。
平成28年の熊本地震により、天守閣のほか櫓や石垣などが被災しました。現在修復工事が進められています。
くまもとじょうは | |
←ねむるまもなく | まちのめいしょは→ |
のりかえ カリバ旅行記 駅弁の話 温泉の話 古事記の話 |
名所案内 熊本城 カリバ旅行記 熊本城 |