本日も「鉄道唱歌の話」にご乗車くださいましてありがとうございます。
鉄道唱歌 奥州線‐磐城線 八
小山をおりて右にゆく
水戸と友部の線路には
紬産地の結城あり
櫻名所の岩瀬あり
をやまをおりてみぎにゆく
みととともべのせんろには
つむぎさんちのゆふきあり
さくらめいしよのいはせあり
小山からは、東側(青森方面に向かって右側)に水戸線、西側(同左側)に両毛線が分岐しています。
常磐線の友部までを結ぶ水戸線。明治22年に水戸鉄道により小山から水戸まで開通しました。明治25年に東北本線を建設した日本鉄道に買収され、その後友部~水戸間は海岸線(現在の常磐線)に組み入れられました。
日本鉄道は明治39年に国有化されています。
≪小山駅≫
結城市を中心に生産されている結城紬。奈良時代から続く絹織物で、国の重要無形文化財となっています。
岩瀬駅近く、桜川市の磯部桜川公園。古来より桜の名所として知られ、紀貫之も桜川の桜を歌に詠んだということです。桜川の桜は国の天然記念物に指定されています。
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