35 羽二重おりと鉄瓶は

本日も「鉄道唱歌の話」にご乗車くださいましてありがとうございます。ただいま盛岡です。

 

鐵道唱歌 奥州線‐磐城線 三五

 

羽二重おりと鐵瓶は

市の産物と知られたり

岩手の山の峰よりも

南部の馬の名ぞ高き

 

はぶたへおりとてつびんは

しのさんぶつとしられたり

いはてのやまのみねよりも

なんぶのうまのなぞたかき

 

羽二重は近世から始まったといわれる織物で、福井県の羽二重がよく知られています。

盛岡で羽二重織が作られていたのか、ネットで調べてみた限りわかりませんでした。

 

岩手の織物としては、絹織物の「紬(つむぎ)」、毛織物の「ホームスパン」などがあるようです。

 

tetudousyouka.hatenablog.com

 

盛岡の南部鉄器は、慶長年間(1596年~1615年)、盛岡藩主である南部氏が盛岡城を築城したころに始まったといわれています。

 

≪南部鉄瓶≫(写真ACより)

 

南部地方は、かつて「南部馬」の産地として知られていました。南部氏が治める盛岡藩では藩営の牧場を設けて南部馬を育成していました。

明治以降も軍馬として徴用されましたが、その後の品種改良によって、現在では南部馬の純血種は血統が途絶えています。





 

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