いつも「鉄道唱歌の話」にご乗車いただきありがとうございます。
煙を水に横たへて
わたる濱名の橋の上
たもと涼しく吹く風に
夏ものこらずなりにけり
けむりをみづによこたへて
わたるはまなのはしのうへ
たもとすゞしくふくかぜに
なつものこらずなりにけり
浜名湖は古代は「遠津淡海(とおつあわうみ)」と呼ばれ、これが国名としての「遠江(とおとうみ)」の語源ともいわれています。「都から遠い淡水湖」の意味で、かつては海とへだてられた淡水湖でした。
(これにたいし都から近い琵琶湖が「近津淡海(ちかつあわうみ=近江=おうみ)」となりました)
しかし1498年に起きた地震とそれに伴う津波により、浜名湖と海を隔てていた地面の弱い部分が決壊し、海とつながった汽水湖となりました。
けむりをみずに | |
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