いつも「鉄道唱歌の話」にご乗車いただきありがとうございます。
加古川おりて旅人の
立ち寄る蔭は高砂の
松のあらしに傳へくる
鐘も名だかき尾上寺
かこがはおりてたびとの
たちよるかげはたかさごの
まつのあらしにつたへくる
かねもなだかきをのへでら
≪加古川駅≫
「尾上寺」とありますが、尾上の鐘・尾上の松で知られているのは尾上神社です。鉄道唱歌の時代(明治33年)にはまだ神仏習合の名残で寺か神社かはっきりしていなかったのでしょうか。
尾上神社は神宮天皇が三韓征伐から凱旋の折に創建されたそうです。
尾上の鐘と呼ばれる梵鐘は重要文化財に指定されており、また尾上の松は能楽の「高砂」にうたわれました。
≪加古川駅≫
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