6 明石の浦の風景を

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鐵道唱歌 山陽、九州 六

 

明石の浦の風景を

歌によみたる人麿の

社はこれか島がくれ

こぎゆく船もおもしろや

 

 

あかしのうらのふうけいを

うたによみたるひとまろの

やしろはこれかしまがくれ

こぎゆくふねもおもしろや

 

 歌聖ともいわれ、万葉集古今集に400種以上の歌を残した柿本人麻呂。中には

 

「天離る 夷の長通ゆ 恋ひ来れば 明石の門より 大和島見ゆ」

 

など、明石で読まれた歌もありました。

元和6年(1620年)、明石城主の小笠原忠正がこの地に人麻呂を祀りました。今の明石市人丸町の柿本神社です。

 

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山陽本線車窓・淡路島と明石大橋

 

 

 

      あかしのうらの
まいこのまつの  かこがわおりて

 
 

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