本日も「鉄道唱歌の話」にご乗車くださいましてありがとうございます
屋代篠井うちすぎて
わたる千曲と犀川の
間の土地をむかしより
川中島と人はよぶ
やしろしのゝゐうちすぎて
わたるちくまとさいかはの
あひだのとちをむかしより
かはなかじまとひとはよぶ
歌詞には「矢代篠井うちすぎて」とありますが、しなの鉄道を軽井沢方面からくると、篠ノ井に着く手前で千曲川を渡ります。
なお、川中島駅の開設は大正6年であり、鉄道唱歌が出版された明治33年には未開業でした。
≪篠ノ井駅≫
歌詞にある通り、川中島とは犀川と千曲川に囲まれた三角地帯を指します。肥沃な扇状地であるこの地には、弥生時代までさかのぼる大集落跡が確認されており、古来より豊かな地であることを示しています。
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