67 身を勤王にとおしたる

本日も「鉄道唱歌の話」にご乗車くださいましてありがとうございます。

ただいま敦賀です。間もなく発車いたします。

 

鐵道唱歌 北陸地方 六七

 

身を勤王にたふしたる

耕雲齋の碑をとへば

松の木かげを指さして

あれと子供はをしへたり

 

みをきんのうにたふしたる

かううんさいのひをとへば

まつのこかげをゆびさして

あれとこどもはをしへたり

 

 

武田耕雲斎は江戸時代末期の水戸藩士です。

幕末の動乱の時代、武田耕雲斎尊王攘夷を訴える「天狗党」を率いて挙兵しましたが、敦賀幕府軍に降伏して捕縛され、斬首されました。武田耕雲斎と配下の天狗党が斬首された後、塚を作って埋められた場所が敦賀市内に残っています

 

 

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武田耕雲斎

 

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武田耕雲斎等の墓/処刑された武田耕雲斎天狗党員353名がここに葬られた≫

 

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武田耕雲斎を祀る松原神社≫

 

 

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