29 愛宕の山の木々青く

ご乗車の皆様、あけましておめでとうございます。本年も「鉄道唱歌の話」をよろしくお願いいたします。

ただいま仙台です。

 

鐵道唱歌 奥州線‐磐城線 二九

 

愛宕の山の木々靑く

廣瀬の川の水白し

櫻ヶ岡の公園は

花も若葉も月雪も

 

あたごのやまのきゞあをく

ひろせのかはのみづしろし

さくらがをかのこうゑんは

はなもわかばもつきゆきも

 

 

愛宕山は仙台都心部の南、広瀬川を挟んで右岸にあり標高87m。

江戸時代に愛宕神社が建てられ、仙台市街が一望できました。訪れる人も多く、吉田松陰も立ち寄ったといわれています。

 

愛宕神社(仙台)≫(写真ACより)

 

仙台市を流れる広瀬川は、河岸段丘の段さ面と川面の間に数十mの段差があり、そのため両岸には自然が数多く残されています。

このため鮎釣り、芋煮会など市民がレジャーを行うことも多く、仙台七夕花火祭や広瀬川灯篭流しなどの会場ともなっています。

 

 

広瀬川≫(写真ACより)

 

桜ヶ岡公園は明治8年に開園した都市公園で、現在の青葉区の西公園のことです。

 

 

≪西公園≫(写真ACより)



 

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