28 阿武隈川の埋木も

本日も「鉄道唱歌の話」にご乗車くださいましてありがとうございます。ただいま仙台です。

 

鐵道唱歌 奥州線‐磐城線 二八

 

阿武隈川の埋木も

仙臺平の袴地も

皆この土地の産物ぞ

みてゆけこゝも一日は

 

あふくまがはのうもれぎも

さんだいひらのはかまぢも

みなこのとちのさんぶつぞ

みてゆけこゝもいちにちは

 

 


阿武隈川の河原に横たわっている埋もれ木の中には、黒色の美しい縞模様のものがまれにあるそうです。

数百年・数千年、川底に沈んで熟成された逸材で、中古より今日の雅人や江戸の文人が探し求めてきた銘木だそうです。

(参考・まぼろしの銘木、阿武隈川の埋もれ木

 

仙台平(せんだいひら)は仙台市で作られる絹織物です。袴地の最高級品として知られましたが、袴の需要減少とともに生産量が少なくなりました。

現在「合資会社仙台平」のみが生産を継続しています。



 

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