19 世に名も高き興津鯛

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鐵道唱歌 東海道 十九

 

世に名も高き沖津鯛

鐘の音ひゞく清見

清水につゞく江尻より

ゆけば程なき久能山

 

 

よになもたかきおきつだひ

かねのねひゞくせいけんじ

しみづにつゞくえじりより

ゆけばほどなきくのうざん

 

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清水駅

 

興津鯛とは静岡県の清水潟で水揚げされる甘鯛のことで、興津の名産です。徳川家康ともゆかりがあると言われています。

 

清見寺は臨済宗の寺院で、奈良時代の創建と伝えられます。足利尊氏今川義元の帰依を受け、また徳川家康は今川氏の人質だった幼少期にこの寺の住職に師事しました。

明治になると夏目漱石島崎藤村も訪れているそうです。

 

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清水駅

 

現在の清水駅は、鉄道唱歌が出版された明治33年には「江尻駅」を名乗っており、昭和9年清水駅と改称されました。

久能山徳川家康が埋葬された地であります。江戸幕府二代将軍の秀忠により社殿が造営され、現在は久能山東照宮として多くの人々の信仰を集めています。

 


 

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