本日も「鉄道唱歌の話」にご乗車いただきありがとうございます。間もなく新潟に到着いたします。
もみぢは新津秋葉山
櫻は龜田通心寺
わするな手荷物傘鞄
はやこゝなるぞ沼垂は
もみぢはにひつあきばやま
さくらはかめだつうしんじ
わするなてにもつかさかばん
はやこゝなるぞぬつたりは
新津郊外の丘陵地に広がる秋葉公園。公園内にはキャンプ場やアスレチックコーナーなど様々なレクリエーションゾーンが広がっています。
≪新津駅≫
沼垂駅(ぬったりえき)は信濃川の右岸、現在の新潟市中央区沼垂に在った駅です。現在は廃止されています。
鉄道唱歌が出版された明治33年当時、沼垂は新潟のターミナル駅でした。
と言っても、当時は中蒲原郡沼垂町。当時の新潟市は信濃川の左岸だけであり、県庁も信濃川左岸にありました。
北越鉄道(現在の信越本線を敷設した私鉄)が当時の新潟市内まで路線を伸ばさなかったのは、信濃川を渡る鉄橋の建設に莫大な費用が掛かるからでした。
その後明治37年、信濃川左岸とを結ぶ万代橋の近くまで路線を延長し新潟駅を開設。戦後の昭和33年、線形を改良し現在地に移転しています。
≪新潟駅≫(令和3年3月撮影)
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