本日も「鉄道唱歌の話」にご乗車くださいましてありがとうございます。
海のながめのたぐひなき
杉津をいでてトン子ルに
入ればあやしやいつのまに
日はくれはてゝ暗なるぞ
うみのながめのたぐひなき
すいづをいでてトン子ルに
いればあやしやいつのまに
ひはくれはてゝやみなるぞ
北陸本線は今庄を出ると、南今庄を経て全長13870mの北陸トンネルに入ります。
北陸本線の今庄~敦賀間は、鉄道唱歌が出版された明治時代、現行ルートよりも海岸寄りの峠を越えて行ってました。杉津(すいづ)駅付近の日本海の絶景は「北陸線屈指の車窓」と称賛されましたが、急勾配・トンネル・スイッチバックが連続し、重要幹線である北陸本線の隘路となっていました。
北陸トンネルが開通し現行のルートになったのは昭和37年、同時に水津経由の旧線は廃止されました。
≪北陸トンネルに入る列車≫
うみのながめの | |
←おおどろさばえ | つるがはげにも→ |
のりかえ カリバ旅行記 駅弁の話 温泉の話 古事記の話 古代史探訪 |