いつもご乗車ありがとうございます。
九郎判官義經が
歒陣めがけておとしたる
鵯越やいちのたに
皆この名所の内ぞかし
くらうはうぐわんよしつねが
てきぢんめがけておとしたる
ひよどりごえやいちのたに
みなこのめいしよのうちぞかし
源義経の軍が進軍すると、急峻な鵯越を前にして、現地で雇った案内人は「ここは馬ではとても通れません」といいます。
義経は「ここは鹿も通らぬのか」と訪ねると、案内人は「鹿なら時折往来します」と答えました。義経は「鹿も四つ足、馬も四つ足。ならば鹿が通れて馬が通れないわけなかろう」といい、自ら先頭に立って崖を駆け下ります。
平家軍は崖の上からの攻撃は予想しておらず、奇襲を受けた兵士たちは我先に敗走したということです。
≪神戸の駅弁「ステーキ弁当」≫
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